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家には、思い出という名の歴史があるのです
最近、リフォームやリノベーションに改めて魅了されている今日この頃です。
先日、リフォームのご相談でお客様のお宅へお伺いしてきました。
今回リフォームさせていただくのは、もと大工をされていたお父様が建てられた平屋のお家。
家の中を案内していただきながら、リフォームのイメージを聞かせていただいたところ、たまたま物づくりが趣味だったお父様の話になり、置いてあったたんすを見せてもらいました。
思わず「わぁ~すごい…!」と声が出てしまいました。
実はこのたんす、お父様が集めた廃材や、食べた貝殻を使って螺鈿細工を施し作られたオリジナル作品なんです。※螺鈿(貝の内側のキラキラ部分を飾りに使う技法)
しかも引き出しごとに違うデザイン。
なんて可愛らしい温かみのあるたんす。
よく見ると、貝殻がきれいにはめ込まれていて、細かな模様まで全部手作業。
「これ、どれだけ時間がかかったんだろう…。」そんなことを考えながら、しばらく見入ってしまいました。
世界に一つだけのたんす。
お店で買えばもっと今どきの家具はあるのかもしれません。
でも、このたんすには、お父様の時間や想い、ご家族との思い出がたくさん詰まっています。
だからこそ、何より価値のある家具なんだなぁと感じました。
家には、思い出という名の歴史があります。
今回のリフォームでも、
「このたんすがもっと素敵に見えるお家にしたいな。」
そんな気持ちがどんどん膨らんできました。
新しいものに替えることだけがリフォームではありません。
大切な思い出や、ご家族が受け継いできたものを、これから先も自然に暮らしの中で楽しめるようにする。
そんなリフォームも、とても素敵ですよね。
皆さんのお家にも、「これはずっと大切にしたい。」
そんなお気に入りや思い出の品はありますか?
もしあるなら、それを主役にした家づくりもとても楽しいと思います。
私たちも、お客様の「好き」や「思い出」がもっと輝く住まいを、一緒に考えていけたら嬉しいです。



