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2026-07-21 18:47:00

家づくりは、まず「太陽の動き」を見るところから

新しいお家のプランを考えさせてもらっています。

今日は少しお家づくりのお話です。

「この土地なら、どんな家が建てられるだろう?」

家づくりというと、まず間取りを考える方が多いかもしれません。

リビングは何畳にするか。
キッチンはどこに置くか。
収納はどれくらい必要か。
外観はどんなデザインにするか。

もちろん、どれも大切です。

でも、私たちが家づくりで最初に行うことは、少し違います。

まず、その敷地を読み解きます。

そのために行うのが、
**
日当たりシミュレーション(日照シミュレーション)**です。

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太陽は、毎日同じ場所にはいません

例えば、冬の太陽は低い位置を通ります。

一方、夏の太陽は高い位置を通ります。

さらに、周囲の建物や道路、隣地の状況によって、同じ土地でも日当たりは大きく変わります。

「南側に窓をつければ、日当たりは大丈夫」

……とは、限りません。

太陽は、そんなに単純ではありません(笑)

だからこそ、実際の敷地に建物を配置し、時間ごと・季節ごとの太陽の動きを確認します。

冬は、太陽の熱をしっかり取り込む。
夏は、太陽の熱をできるだけ入れない。

そのために、近隣のお宅を実際に書き入れた図面で、建物の配置や窓の位置、庇の長さなどを検討していきます。

 

高性能住宅だから、快適とは限らない

断熱性能や気密性能を高めることは、もちろん大切です。

しかし、高性能住宅は「熱を逃がしにくい」家です。

ということは、

冬に取り込んだ太陽の熱も逃がしにくい。
夏に入ってきた太陽の熱も逃がしにくい。

ということでもあります。

だからこそ、性能を高めるだけではなく、太陽や風といった自然の力を上手に利用することが重要になります。

それが、私たちが大切にしているパッシブデザインです。

 

目指すのは「正解」ではなく、その土地での「最適解」

家づくりには、たくさんの条件があります。

お客様のご希望。
暮らし方。
家事動線。
将来の使い勝手。
外観デザイン。
ご予算。

そして、土地の形状や周辺環境。

これらすべてを考えながら、

敷地を読み解き、お客様のご希望や使い勝手、デザインを取り入れ、その土地とご家族にとっての最適解を導き出す。

その最初の一歩が、日当たりシミュレーションです。

「とりあえず南向きにしておきましょう」

ではなく、

なぜ、この場所にこの窓なのか。
なぜ、この向きに建物を配置するのか。

それを、太陽の動きから考えていきます。

家は、一度建てたら簡単には動かせません。

だからこそ、建てる前にしっかり考える。

見た目だけではなく、性能だけでもなく、
その土地で、家族が長く快適に暮らせること。

私達の大切にしている家づくりの考え方です。